編集担当した最新版の『広告界就職ガイド2026』が10月28日に発刊されました。第2回の本コラム(https://jaaareports.jaaa.ne.jp/post/student-02)でお伝えしたように「きみは広告で何になる?」をコンセプトにして、さまざまな広告パーソンに仕事内容をお聞きしました。
第6回のコラムからの続きで、2023年6月にJAAA×マスナビで開催したイベント「『自分のため、社会のため』はたらくを考える就活セミナー~広告だからできること~」の様子をお届けします。
就活生の人気業種として金融や商社・ITなどがよく挙げられますが、それ以外に学生が目に触れる機会の多いBtoC企業もランクインしています。とくにエンタメ・コンテンツ関連企業は軒並み上位に入っています。
第4回のコラム同様に今回もマスナビで主催したイベントの参加者の声を紹介します。5月に開催した広告・マスコミ・IT各社が集う合同企業説明会での声です。なお大学3年生の5月という時期は就職活動の初期段階です。ゆえに志望業界も定まっていないため、なんとなく興味のある業界をチェックしてみようといったフェーズです。
組織に対するネガティブな印象が、組織の中にいる一個人の力によってポジティブに転換するのでは。そんな仮説を持っています。 第3回のコラムで広告会社の新人コピーライターの奮闘マンガ「ゾワワの神様」の立ち上げの経緯を紹介しましたが、上述の仮説も影響しています。
広告会社の人が、自社の人材を「動物園」と例えているのをよく見聞きします。ライオンもいれば、ゴリラもいれば、ゾウもいれば、パンダもいれば…と多種多様な人材を比喩しているわけです。第2回のコラムでもお伝えしたように、多彩な広告パーソンを取材していても、この業界の人材の幅広さを感じるところです。
きみは広告で何になる? これはわたしが編集を担当した『広告界就職ガイド2024-2026』のコンセプトです。同書籍では、隔年でコンセプトを決めて、装丁デザインや誌面レイアウト、さらには特集にも反映していきます。
「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。