学生の目に映る広告業界とは!?

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

学生の目に映る広告業界とは!?

学生の目に映る広告業界とは!?

学生の目に映る広告業界とは!?

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

学生の目に映る広告業界とは!?

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

学生の目に映る広告業界とは!?

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

学生の目に映る広告業界とは!?

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

学生の目に映る広告業界とは!?

「広告業界って実際どうなんですか?」学生からそう聞かれたとき、あなたはどんなことを、どのように話すでしょうか。本シリーズでは、広告業界を目指す学生向け就活応援サイト「マスナビ」を運営するマスメディアンの小林氏に、様々な角度から広告業界について語っていただきます。

学生の目に映る広告業界とは!?

学生の目に映る広告業界とは!?

小林 健太郎

小林 健太郎

株式会社マスメディアン
株式会社マスメディアン

2012年マスメディアン入社。2014年よりグループ会社・宣伝会議の書籍の編集担当を務める。2020年より広告・マスコミ業界を目指す学生向けサービス「マスナビ」のコンテンツディレクターとして、イベント・書籍などさまざまなコンテンツを企画・制作する。広告業界を目指す就活生のバイブル『広告界就職ガイド』『クリ活広告クリエイターの就活本』シリーズなどの企画・編集担当。

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就活生の人気業種として金融や商社・ITなどがよく挙げられますが、それ以外に学生が目に触れる機会の多いBtoC企業もランクインしています。とくにエンタメ・コンテンツ関連企業は軒並み上位に入っています。

第6回「目に触れる機会の多い業種が就活生の第一想起に」


就活生の人気業種として金融や商社・ITなどがよく挙げられますが、それ以外に学生が目に触れる機会の多いBtoC企業もランクインしています。とくにエンタメ・コンテンツ関連企業は軒並み上位に入っています。例えばソニーミュージックグループやポニーキャニオン、任天堂、セガ、バンダイグループ、コナミグループ、講談社、集英社、KADOKAWA、東宝、松竹、東映、オリエンタルランドなどです。音楽・ゲーム・玩具・マンガ・アニメ・映画等は、学生が日常的に触れるコンテンツのため、真っ先に就職先として思い浮かべるのも自然です。

 

マスナビでは、こうした学生の志向をキャッチして、エンタメ・コンテンツ関連企業が集う合同企業説明会を実施しています。毎年1,000人近くの学生が視聴する大型イベントで、エンタメ志望学生にとって必聴の合同企業説明会となっています。同イベントでの経験から読者の皆さんにお伝えしたいことは2つあります。

 

一つは、このような場に広告関連企業が登壇すると学生の目にどう映るのか? 実は「こんな一面もあったのか!」とポジティブに捉えられるケースが多いようです。過去に、映画製作委員会に入っている広告会社がその業務について触れた際には、学生に大きな驚きを与え、一気に志望企業にランクインしたことがありました。またCM制作会社が、映画やミュージックビデオの制作に携わっていると紹介した際も同様でした。

 

自分の好きなアニメや音楽の一端を担える。好きなコンテンツを広めることができる。そんな仕事に就きたいと学生の視野が広がる機会になったのです。「好きなものを推したい」は人間の根源的な心理です。それを仕事にすることができると伝えることで、学生の興味関心を掻き立てます。

 

もう一つは、「好きを仕事に」しやすい環境が広告業界のストロングポイントだと感じています。2014年にYouTubeのキャンペーンで「好きなことで、生きていく」とコピーが展開されました。当時は「好きなことを仕事にすると、好きなものが嫌いになってしまうのでは」「嫌いなことから逃げ続けるのは甘えだ」といった言説があったと記憶していますが、ちょうど10年が経ち、多くの人に受け入れられるようになったはずです。本当に好きなことには没頭できるし、好きだからこそ最後まで粘れる。だからこそ、誰も到達できないような頂まで登ることができると。

 

広告業界はまさに「好きを仕事に」できる場所です。自分が好きなコンテンツ、自分が好きなブランドに対して自主提案して仕事にすることもできる。社内でアピールして手を挙げ続ければ任されることもある。このような自分の趣味嗜好が仕事に活きると伝えることで、学生への興味換気を促すことができます。実際に、採用サイトや説明会などでその趣旨をアピールしている広告会社を見聞きする機会が増えてきました。

 

学生の好き(興味関心)は多様です。Z世代に人気の商品・ブランドはもちろんのこと、地域貢献や社会課題解決に関わる仕事も目を引きます。

 

広告会社は学生に接する機会の少ないBtoB企業です。そして広告会社はこれまで黒子に徹することが多かったです。しかし黒子を脱して、社会と直接に接続していることを学生に伝えていくことが肝要です。大手広告会社が「BtoBtoS(Business to Business to Society)」を経営方針に掲げていますが、まさに顧客企業の成長をサポートすることで、社会課題もろとも解決できる企業であり、広告会社の仕事は社会と地続きなのだと伝えていくことが重要です。

 

この発想が起点となって、JAAAと協同で「『自分のため、社会のため』はたらくを考える就活セミナー~広告だからできること~」というイベントを2023年6月に実施しました。その時の様子は次回コラムでご紹介できればと思います。

第6回「目に触れる機会の多い業種が就活生の第一想起に」


就活生の人気業種として金融や商社・ITなどがよく挙げられますが、それ以外に学生が目に触れる機会の多いBtoC企業もランクインしています。とくにエンタメ・コンテンツ関連企業は軒並み上位に入っています。例えばソニーミュージックグループやポニーキャニオン、任天堂、セガ、バンダイグループ、コナミグループ、講談社、集英社、KADOKAWA、東宝、松竹、東映、オリエンタルランドなどです。音楽・ゲーム・玩具・マンガ・アニメ・映画等は、学生が日常的に触れるコンテンツのため、真っ先に就職先として思い浮かべるのも自然です。

 

マスナビでは、こうした学生の志向をキャッチして、エンタメ・コンテンツ関連企業が集う合同企業説明会を実施しています。毎年1,000人近くの学生が視聴する大型イベントで、エンタメ志望学生にとって必聴の合同企業説明会となっています。同イベントでの経験から読者の皆さんにお伝えしたいことは2つあります。

 

一つは、このような場に広告関連企業が登壇すると学生の目にどう映るのか? 実は「こんな一面もあったのか!」とポジティブに捉えられるケースが多いようです。過去に、映画製作委員会に入っている広告会社がその業務について触れた際には、学生に大きな驚きを与え、一気に志望企業にランクインしたことがありました。またCM制作会社が、映画やミュージックビデオの制作に携わっていると紹介した際も同様でした。

 

自分の好きなアニメや音楽の一端を担える。好きなコンテンツを広めることができる。そんな仕事に就きたいと学生の視野が広がる機会になったのです。「好きなものを推したい」は人間の根源的な心理です。それを仕事にすることができると伝えることで、学生の興味関心を掻き立てます。

 

もう一つは、「好きを仕事に」しやすい環境が広告業界のストロングポイントだと感じています。2014年にYouTubeのキャンペーンで「好きなことで、生きていく」とコピーが展開されました。当時は「好きなことを仕事にすると、好きなものが嫌いになってしまうのでは」「嫌いなことから逃げ続けるのは甘えだ」といった言説があったと記憶していますが、ちょうど10年が経ち、多くの人に受け入れられるようになったはずです。本当に好きなことには没頭できるし、好きだからこそ最後まで粘れる。だからこそ、誰も到達できないような頂まで登ることができると。

 

広告業界はまさに「好きを仕事に」できる場所です。自分が好きなコンテンツ、自分が好きなブランドに対して自主提案して仕事にすることもできる。社内でアピールして手を挙げ続ければ任されることもある。このような自分の趣味嗜好が仕事に活きると伝えることで、学生への興味換気を促すことができます。実際に、採用サイトや説明会などでその趣旨をアピールしている広告会社を見聞きする機会が増えてきました。

 

学生の好き(興味関心)は多様です。Z世代に人気の商品・ブランドはもちろんのこと、地域貢献や社会課題解決に関わる仕事も目を引きます。

 

広告会社は学生に接する機会の少ないBtoB企業です。そして広告会社はこれまで黒子に徹することが多かったです。しかし黒子を脱して、社会と直接に接続していることを学生に伝えていくことが肝要です。大手広告会社が「BtoBtoS(Business to Business to Society)」を経営方針に掲げていますが、まさに顧客企業の成長をサポートすることで、社会課題もろとも解決できる企業であり、広告会社の仕事は社会と地続きなのだと伝えていくことが重要です。

 

この発想が起点となって、JAAAと協同で「『自分のため、社会のため』はたらくを考える就活セミナー~広告だからできること~」というイベントを2023年6月に実施しました。その時の様子は次回コラムでご紹介できればと思います。