自分が世の中に送り出した広告に対しての反響に、不感症になっている作り手が多いような気がしている。私も、そのうちの1人だった。
Fresh eye
新卒で入社してから4年間、私は営業職として広告を“売る”仕事に取り組んでいた。クライアントは京急沿線の企業から、羽田空港で繋がる全国の地方自治体まで様々。自社の強みである鉄道資産を活用した広告プランを毎日考えていた。
私はもともと、とある有料放送局、放送業界で働いていた。新卒入社から7年の間、ディレクター・プロデュサーを経験し、番組の企画・制作からプロモーションまでを担当していた。
通販王国—。九州のことを、そう呼ぶ業界人は多い。たしかに、九州には名立たるD2C企業が数多存在し、広告代理業である我々も、日々通販事業に関わっている。
昨今、急速にさまざまな分野でAIの実用化が進んでいます。私も業務においてAIツールを活用していますが、この一年くらいの間にも大きな進化を感じており、数年も経てば今自分が携わっている多くの業務がAIに代替されるのではと不安に近い気持ちを覚えることもあります。
「高校生の頃、清涼飲料水のテレビCMにダンスで参加しました!」そのCMのメイン出演者をギャンビットがキャスティングしていたとはつゆ知らず、自慢げにアピールしたのがここに入社するきっかけになった面接だった。
これはこの業界に足を踏み入れたばかりの私が強く影響を受けた言葉である。この言葉に対して言うまでもなく当たり前だと思う人はたくさんいることだろう。
キャラクターを広告する仕事、キャラクターで広告する仕事。 そのどちらにも、たくさん携わらせてもらうようになりました。 日々たくさんのキャラクターと向き合ううえで辿り着くのは、 私はやっぱり、完璧じゃないものづくりがしたい、という気持ちです。
炎上を狙っていない広告が炎上する。大真面目につくったはずなのに、大炎上する。その原因の一つに、「アンコンシャスバイアス」を含んでいることが挙げられると思う。
私は広告会社のプランナーとして働いているが、その仕事は少しユニークかもしれない。コミュニケーション戦略の立案からコンテンツ企画、撮影、編集までのすべての行程に携わるのだが、実は撮影から編集まで制作を、海外のプロダクションやカメラマン、クリエイターと協業することが多いのだ。
ここ1年で、一気にAIが身近になった気がしますね。 これは実生活だけでなく、広告業界にも大きく影響を与えていると思います。
この業界にいると、なんでもおもしろがることが大事、おもしろがれる人が向いてる、みたいな話をよく聞く。私はこの言葉に違和感を抱き続け、向いてない人として業界にしがみつき、はや13年目になった。根性である。