広告は社会を前進させてきたのか

広告とは本来、商品を売るための手段であると同時に、社会に新しい価値や生活像を提示し、時代潮流を生み出す装置であった。高度成長からバブル期にかけて、企業と広告会社、そしてマスメディアは一体となり、次に来るべき生活の姿や価値観を提示し、それが広く共有されることで社会は前に進んできた。

「話そう!」を活性化することで実現するウェルビーイング

ADKグループのパーパスである「すべての人に歓びの体験を。」には、社会をより良い方向へ導くために私たちには何ができるか、という強い思いが込められています。 “歓びの体験”は、健やかな社会や多様性が尊重される環境があってこそ育まれるもの。私たちは、このパーパスを企業活動の中心に据え、サステナビリティにつながるアクションとして、様々な取り組みを進めています。

第15回  均質化の先にある問題——アイデアへの当事者意識が失われていく。

前回まで、AIが組織の発想を均質化させるという問題を掘り下げてきた。第1回では、個人の発想は狭まらないのにグループとしてのアイデアが収斂する構造を確認した。第2回では、モデルの世代交代やプロンプトの工夫では、この均質化は解消しないかもしれないということを紹介した

若者はなぜ“集める”のか?

最近、ガチャガチャやシール、目印チャーム、ブラインドボックスと呼ばれる開封型フィギュア、さらにはトレーディングカードなど、あらゆるものを集める動きがよく話題に上る。

【第3回】影響力を売るということ―インフルエンサーとステマ規制

広告の形は、この10年ほどで大きく変わりました。企業が一方的に発信するだけでなく、個人が情報を発信し、その影響力が広告価値を持つ。いわゆる「インフルエンサー」が重要な役割を担う時代になってきました。

広告をつくるだけでは足りない— 問いと場と物語で「われわれ」を立ち上げる

広告の仕事をしていると、正しいことを正しく積み上げても、人も組織も動かない瞬間に何度も出会う。誰かが悪いわけではなく、むしろ皆が真面目に、合理的に進めようとするほど、現場の感度や主体性が細ってしまうことがある。