私はもともと、とある有料放送局、放送業界で働いていた。新卒入社から7年の間、ディレクター・プロデュサーを経験し、番組の企画・制作からプロモーションまでを担当していた。
広告業界で番組をつくるということ
私はもともと、とある有料放送局、放送業界で働いていた。新卒入社から7年の間、ディレクター・プロデュサーを経験し、番組の企画・制作からプロモーションまでを担当していた。
『視聴者が観たくなる番組・自分が伝えたいことを詰め込んだ番組をつくること』は、楽しかったし、やりがいがあった。
ご縁があり、広告業界へ転身した。2年が経った。振り返っても、現在進行形でも、前職同様に番組をつくっている。バラエティ番組、リアリティーショー番組、eスポーツ大会、ドローンショー、リアルイベントの配信など多岐に渡る。
大きく変わったのは、視聴者が全てだった環境から、『クライアント』という要素が加わったこと。広告業界で番組をつくるということは、『クライアント』に喜んでもらいつつ、視聴者が観たくなる番組をつくるということだった。
前職では、社内(編成部署)に企画提案を行い、自分自身がプロデューサーとして制作指揮を執りながら番組をつくっていた。今は、クライアントへ企画提案を行い、クライアント及び広告代理店と共同で制作指揮を執りながら番組をつくっている。
社内以外の環境へ企画提案すること、社内外のチームと番組制作することは思いのほか楽しい。自身の視点だけじゃない、視聴者視点の1次情報(クライアント・広告代理店からのフィードバック)を常にもらえることで、精度を高めながら番組をつくっていくことが出来る。今までにない経験が出来ている。
広告業界での仕事を通して、自身のドメイン=番組 を磨いていきたい。