1984年東京工業大学工学部機械工学科卒業、1986年東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、同年キヤノン株式会社入社、1993年博士(工学)学位取得(東京工業大学)、1995年慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年よりSDM研究科教授。2011年4月から2019年9月までSDM研究科委員長。この間、1990年-1992年カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、2001年ハーバード大学Visiting Professor。
シニア市場と未来予測
2025年には人口の3割が65歳以上となる日本。人生100年時代、ライフシフトとともにシニア市場はどんどん拡大、変化し、ビジネスのカギになっていきます。誰もが100歳まで生きられるかもしれない時代。そこには今まで誰も体験したことのない未開のマーケティングがあります。この先のシニアマーケティングを、広告会社・研究者の方々にリレー形式で予測分析いただきます。
シニア市場と未来予測
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シニア市場と未来予測
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第5回 年齢と幸せの関係はUカーブ
私は幸せの研究をしています。アンケート結果を統計処理する心理学的な研究が中心です。幸せの研究結果で著名なものの一つに、「年齢と幸せの関係はUカーブ」というものがあります。つまり、横軸に年齢を、縦軸に年齢ごとの幸福度の平均値を取ると、40〜50代が底のUの字状を描く、というものです。国ごと、職種ごとに、描かれる図形の形は多少異なるものの、基本的には、世界中どこで測ってもUの字状になります。
年齢を重ねると様々な持病を持つ人も増えるし、余命も短くなっていくから、年齢とともに不幸になってしまうはずだと思う方もいるでしょう。しかし、計測してみると、40〜50代を超えると、個人差はあるものの、幸福度の平均値はぐんぐん上昇していくのです。
その原因の一つと考えられる研究結果があります。記憶力の悪い人は記憶力の良い人よりも幸福度が高い、というものです。こちらも意外かもしれません。記憶力が良い方が、仕事もできるし、生きやすそうですよね。しかし、記憶力の良い人は嫌なことや悪い思い出もしっかり思い出してしまうのに対し、記憶力の悪い人はネガティブな事象を忘れ去ることができるので、楽観的で幸せになれるということのようです。
古代ギリシャでは幸せをヘドニア(快楽主義)とユーダイモニア(幸福主義)に分けました。ヘドニアとは、美味しいものを食べた、給料が増えた、などの刹那的な事象に対する快感情が幸福度を形作るという考え方。ユーダイモニアは、利他的で、人生の意義に合致した行いをすることが長期的な幸せを形成するという考え方です。どちらかというと、若いうちの幸せはヘドニア的、40〜50歳以降に上昇する幸せはユーダイモニア的な傾向が強いのかもしれません。
ユーダイモニア的な幸せのためには、ものごとに感謝すること、利他的であること、人との適度な繋がりがあること、楽観的であること、人と自分を比べすぎないこと、生きがい・やりがいを持つことなどが寄与すると考えられます。シニアの幸せには、家族や地域とのつながりを大切にして、生きがい・やりがいを持つことが影響すると言えるでしょう。一人暮らしの方は、誰かと話す機会を持つことが大切です。趣味や生きがいのない人は、なにか、小さくても良いので、やりがいを感じる何かをやってみることが大切です。すべてのシニアが、幸福度の高いシニア時代をたっぷりと楽しんでいただくことを願っています。