自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

※行政マガジン「ジチタイワークスVol.23」に詳細を掲載

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

※行政マガジン「ジチタイワークスVol.23」に詳細を掲載

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!
「自治体×○○」PR

自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

※行政マガジン「ジチタイワークスVol.23」に詳細を掲載

自治体のここに注目!「自治体×○○」PR

※行政マガジン「ジチタイワークスVol.23」に詳細を掲載
株式会社ジチタイワークス マガジン編集室

株式会社ジチタイワークス マガジン編集室

株式会社ジチタイワークス マガジン編集室
株式会社ジチタイワークス マガジン編集室

自治体職員向けに、仕事につながるヒントやアイデア、事例などを紹介する行政マガジンです。自治体運営における業務改善のヒントの提供や自治体向けに事業を展開したい民間企業をサポートします。

過去のFresh EYEコンテンツは下記から読むことができます。
2023年4月からはこちら過去のFresh EYEへ

東京都心から100㎞圏に位置する地理的優位性に加え、豊かな自然に囲まれている栃木県茂木町(もてぎまち)。キャンプやアスレチックが楽しめる巨大施設もあり、年間310万人が訪れるなど、魅力と可能性のある資源をもっています。

Vol.60
茂木町×地方創生
持続可能なまちづくりを目指して

東京都心から100㎞圏に位置する地理的優位性に加え、豊かな自然に囲まれている栃木県茂木町(もてぎまち)。キャンプやアスレチックが楽しめる巨大施設もあり、年間310万人が訪れるなど、魅力と可能性のある資源をもっています。この恵まれた環境を持続可能なものとするべく、地域商社を立ち上げた同町職員、爲永(ためなが)さんの活動をご紹介します。


茂木町で生まれ育ち、東京の大学へ進学した爲永さん。卒業後は地元に戻らなければならなかったことが、入庁のきっかけでした。仕事を通して様々な人と関わるうちに、まちに恩返しをしたいという気持ちが膨らんでいったそうです。

転機は、令和元年度に参加した、庁内の”地方創生に関する勉強会“で訪れます。同年代の職員たちと、まちの現状や課題、進むべき方向性について話し合ったときでした。子どもたちや若者に地元の魅力を伝えるため、木材や畜産業など今ある地域資源を活用する商社を立ち上げようと、意気投合したといいます。

各メンバーの上司から、“本当にやれるのか” “本業に支障が出ないか”など懸念される中、熱意を伝え続けること約半年、“好きなようにやりなさい”と承諾を得ました。その後、商社出身のメンバーから知恵を借りて法人登記などを進め、令和2年4月に非営利の一般社団法人「Social Up Motegi(以下、SUM)」が設立されました。

主な活動内容は、間伐材を使った木製品の商品化・販売、畜産農家と連携した地元産和牛のブランディング。大学生と一緒にイベントや製品開発も行い、純利益の半分は同町に寄附し、一般財源に充てているそうです。

豊富な材木がある一方で、間伐材が捨て置かれるなどの課題があったため、積み木や椅子をつくり、道の駅やインターネットで販売。これが好評で、町内の子どもたちへのプレゼントとして保健福祉部局に採用されました。ほかにもクラウドファンディングを活用し、”栃木産として出荷していた町内産の和牛を「もてぎ放牧黒毛和牛」の名前で商品化するなど、PR活動を進めてきました。

発足から約3年、総勢10名のメンバーで活動している爲永さんは、「やりがいは、同じ志をもつ仲間と自由な発想で話し合い、即実行できること。初めての試みでも思い切って一歩を踏み出し、軌道修正をしながら進めればいいと考えています」と話します。

“20年後の子どもたちのために、まちづくりをしたい” “まちを誇りに思ってくれる子どもたちを増やしたい”との思いで設立されたSUM。長く活動できるよう、若手の新たな仲間も募集中とのことです。これからどんなかたちで“茂木創生”に力を発揮するのか、今後の活動から目が離せませんね。

地元産の木材で積み木や椅子をつくっている。

※行政マガジン「ジチタイワークスVol.23」に詳細を掲載

Vol.60
茂木町×地方創生
持続可能なまちづくりを目指して

東京都心から100㎞圏に位置する地理的優位性に加え、豊かな自然に囲まれている栃木県茂木町(もてぎまち)。キャンプやアスレチックが楽しめる巨大施設もあり、年間310万人が訪れるなど、魅力と可能性のある資源をもっています。この恵まれた環境を持続可能なものとするべく、地域商社を立ち上げた同町職員、爲永(ためなが)さんの活動をご紹介します。


茂木町で生まれ育ち、東京の大学へ進学した爲永さん。卒業後は地元に戻らなければならなかったことが、入庁のきっかけでした。仕事を通して様々な人と関わるうちに、まちに恩返しをしたいという気持ちが膨らんでいったそうです。

転機は、令和元年度に参加した、庁内の”地方創生に関する勉強会“で訪れます。同年代の職員たちと、まちの現状や課題、進むべき方向性について話し合ったときでした。子どもたちや若者に地元の魅力を伝えるため、木材や畜産業など今ある地域資源を活用する商社を立ち上げようと、意気投合したといいます。

各メンバーの上司から、“本当にやれるのか” “本業に支障が出ないか”など懸念される中、熱意を伝え続けること約半年、“好きなようにやりなさい”と承諾を得ました。その後、商社出身のメンバーから知恵を借りて法人登記などを進め、令和2年4月に非営利の一般社団法人「Social Up Motegi(以下、SUM)」が設立されました。

主な活動内容は、間伐材を使った木製品の商品化・販売、畜産農家と連携した地元産和牛のブランディング。大学生と一緒にイベントや製品開発も行い、純利益の半分は同町に寄附し、一般財源に充てているそうです。

豊富な材木がある一方で、間伐材が捨て置かれるなどの課題があったため、積み木や椅子をつくり、道の駅やインターネットで販売。これが好評で、町内の子どもたちへのプレゼントとして保健福祉部局に採用されました。ほかにもクラウドファンディングを活用し、”栃木産として出荷していた町内産の和牛を「もてぎ放牧黒毛和牛」の名前で商品化するなど、PR活動を進めてきました。

発足から約3年、総勢10名のメンバーで活動している爲永さんは、「やりがいは、同じ志をもつ仲間と自由な発想で話し合い、即実行できること。初めての試みでも思い切って一歩を踏み出し、軌道修正をしながら進めればいいと考えています」と話します。

“20年後の子どもたちのために、まちづくりをしたい” “まちを誇りに思ってくれる子どもたちを増やしたい”との思いで設立されたSUM。長く活動できるよう、若手の新たな仲間も募集中とのことです。これからどんなかたちで“茂木創生”に力を発揮するのか、今後の活動から目が離せませんね。

地元産の木材で積み木や椅子をつくっている。

※行政マガジン「ジチタイワークスVol.23」に詳細を掲載
取材・文:株式会社ジチタイワークス マガジン編集室