広告会社は今、
何に投資しているのか

2024年度から新シリーズとして「広告会社は今、何に投資しているのか」を連載します。 広告業界は、次世代の広告ビジネスを開発すべく、さまざまな試行錯誤を行っています。本企画では、広告会社各社から発信されるニュースリリースの中から、毎回注目のアプローチを広告会社の「先行投資」として紹介するシリーズ企画です。

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

2024年度から新シリーズとして「広告会社は今、何に投資しているのか」を連載します。 広告業界は、次世代の広告ビジネスを開発すべく、さまざまな試行錯誤を行っています。本企画では、広告会社各社から発信されるニュースリリースの中から、毎回注目のアプローチを広告会社の「先行投資」として紹介するシリーズ企画です。

広告会社は今、
何に投資しているのか

2024年度から新シリーズとして「広告会社は今、何に投資しているのか」を連載します。 広告業界は、次世代の広告ビジネスを開発すべく、さまざまな試行錯誤を行っています。本企画では、広告会社各社から発信されるニュースリリースの中から、毎回注目のアプローチを広告会社の「先行投資」として紹介するシリーズ企画です。

広告会社は今、
何に投資しているのか

井倉 大輔

井倉 大輔

東急エージェンシー
東急エージェンシー

アクティベーションデザイン局 第4統合プランニング部 / BTEC
クリエイティブ テクノロジスト


制作プロダクションでデジタル・クリエイティブディレクターとして活動後、東急エージェンシーに入社。

オンラインだけに留まらず、テクノロジーを活用したリアル体験やプロダクトなど、エンターテインメントを軸にしたコミュニケーションの体験設計・アイデア・クリエイティブを得意とする。また、半歩未来のアイデアをβ版というカタチにして世の中に発信していく自社開発プロジェクト「BTEC」にて中心メンバーとしても活動中。

過去のFresh EYEコンテンツは下記から読むことができます。
2023年4月からはこちら過去のFresh EYEへ

東急エージェンシーは新・中期経営計画で、「ビジネスモデルの変革」を掲げ、お客さまのバリューチェーン全体で体験価値を共創することでの広告代理事業の進化に取り組んでいます。

第6回 広告代理事業の進化への投資

東急エージェンシーは新・中期経営計画で、「ビジネスモデルの変革」を掲げ、お客さまのバリューチェーン全体で体験価値を共創することでの広告代理事業の進化に取り組んでいます。

今回紹介するBTECは、Business、Technology、Experience、Creativityの4つを軸に、半歩未来のアイデアをカタチにして世の中に発信していく活動です。世の中に対する「問」と我々の「解」としてのプロダクトやサービスのプロトタイプを開発し、発信しています。

 

新・中期経営計画における「企業活動のバリューチェーンと並走するトータルソリューション」の提供に向けて、上図の通り、企業活動のバリューチェーンの最上流である「構想・企画」からお客さまと併走することをめざしています。従来の業務領域では、「販売」フェーズにおいて並走することが圧倒的に多い状況ですが、自社で開発したプロトタイプを発信していくことで世の中への問いを見出す力や開発思想、構想力、アウトプット力などのスキルセットを知っていただき、「何を生み出すか」の「構想・企画」フェーズからお客さまと共創する機会につながると考えています。

 

その象徴とも言えるプロトタイプが「『観情植物』Log Flower(ログフラワー)」という「感情を吸収して育つデジタル上の植物」です。

コロナ禍では、人と人との交流にさまざまな困難が生まれました。そのなかで私たちは、特定の人と同じ空間に居続けることでコミュニケーションが歪むという課題を発見し、「空気感を前向きに導くプロダクト」として、コンセプト、アイデア、体験設計などを自社で考案し、開発へとつなげました。

この「Log Flower」の開発の発表をきっかけに、製造業、デベロッパーなどの事業開発部や製品開発部から多くの問い合わせを受け、関心の高さがうかがえました。そして現在、大手自動車関連メーカーと「構想・企画」のフェーズから新しい製品の開発に取り組んでいます。

 

このように、当社が描く「広告代理事業の進化」に向けたBTECの活動を通じて、今後も多くの新しいプロトタイプの開発・発信をしながら、お客さまとの事業共創の機会を拡げていくだけでなく、新たなビジネスモデルの創出など、さまざまな進化の可能性を見出していきたいと考えています。

第6回 広告代理事業の進化への投資

東急エージェンシーは新・中期経営計画で、「ビジネスモデルの変革」を掲げ、お客さまのバリューチェーン全体で体験価値を共創することでの広告代理事業の進化に取り組んでいます。

今回紹介するBTECは、Business、Technology、Experience、Creativityの4つを軸に、半歩未来のアイデアをカタチにして世の中に発信していく活動です。世の中に対する「問」と我々の「解」としてのプロダクトやサービスのプロトタイプを開発し、発信しています。

 

新・中期経営計画における「企業活動のバリューチェーンと並走するトータルソリューション」の提供に向けて、上図の通り、企業活動のバリューチェーンの最上流である「構想・企画」からお客さまと併走することをめざしています。従来の業務領域では、「販売」フェーズにおいて並走することが圧倒的に多い状況ですが、自社で開発したプロトタイプを発信していくことで世の中への問いを見出す力や開発思想、構想力、アウトプット力などのスキルセットを知っていただき、「何を生み出すか」の「構想・企画」フェーズからお客さまと共創する機会につながると考えています。

 

その象徴とも言えるプロトタイプが「『観情植物』Log Flower(ログフラワー)」という「感情を吸収して育つデジタル上の植物」です。

コロナ禍では、人と人との交流にさまざまな困難が生まれました。そのなかで私たちは、特定の人と同じ空間に居続けることでコミュニケーションが歪むという課題を発見し、「空気感を前向きに導くプロダクト」として、コンセプト、アイデア、体験設計などを自社で考案し、開発へとつなげました。

この「Log Flower」の開発の発表をきっかけに、製造業、デベロッパーなどの事業開発部や製品開発部から多くの問い合わせを受け、関心の高さがうかがえました。そして現在、大手自動車関連メーカーと「構想・企画」のフェーズから新しい製品の開発に取り組んでいます。

 

このように、当社が描く「広告代理事業の進化」に向けたBTECの活動を通じて、今後も多くの新しいプロトタイプの開発・発信をしながら、お客さまとの事業共創の機会を拡げていくだけでなく、新たなビジネスモデルの創出など、さまざまな進化の可能性を見出していきたいと考えています。