チャレンジする価値がある
新しいアワード 新しいカテゴリー

2024年から新シリーズとして「チェレンジする価値がある 新しいアワード 新しいカテゴリー」を連載します。既存のアワードの新しいカテゴリーや、新たなアワードが次々と誕生している今、アワードの変化を見ながら、新しい広告の方法や価値を見出すシリーズ企画です。

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2024年から新シリーズとして「チェレンジする価値がある 新しいアワード 新しいカテゴリー」を連載します。既存のアワードの新しいカテゴリーや、新たなアワードが次々と誕生している今、アワードの変化を見ながら、新しい広告の方法や価値を見出すシリーズ企画です。

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2024年から新シリーズとして「チェレンジする価値がある 新しいアワード 新しいカテゴリー」を連載します。既存のアワードの新しいカテゴリーや、新たなアワードが次々と誕生している今、アワードの変化を見ながら、新しい広告の方法や価値を見出すシリーズ企画です。

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佐々木 康晴

佐々木 康晴

株式会社 電通グループ 
株式会社 電通グループ 

グローバル・チーフ・クリエイティブ・オフィサー


電通入社後、コピーライターとして数々の広告企画制作を担当し、世界中の野山や海で野生動物の姿を撮影する日々を過ごす。その後コンピュータサイエンスのバックグラウンドを生かし、電通のインタラクティブ・クリエイティブチームの創生メンバーとなる。
電通アメリカ(現dentsu Americas)ECD、電通第4CRプランニング局長などを経て現職。クリエイティビティとテクノロジーをかけ合わせた新価値創造を追求する。カンヌライオンズ金賞、D&ADイエローペンシル、CLIOグランプリ等のアワードを多数受賞。2019年カンヌCreative Data 部門審査委員長、2020年D&AD Digital部門審査委員長、2022年カンヌBrand Experience & Activation部門審査委員長、2023年Effie APAC Head of Juryなどを務める。

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ADFESTは、1998年にスタートしたAPACを代表する国際アワードのひとつです。Spikes AsiaやMAD STARS、ONE Asia Awardsなど、APAC地域には総合広告賞がいくつかありますが、ここではADFESTの「良いところ」についてお伝えします。

第10回
ADFEST 2025

ADFESTは、1998年にスタートしたAPACを代表する国際アワードのひとつです。Spikes AsiaやMAD STARS、ONE Asia Awardsなど、APAC地域には総合広告賞がいくつかありますが、ここではADFESTの「良いところ」についてお伝えします。

新部門 Creative Strategy Lotus

ADFESTは、他に比べると派手さがないので「少し古い広告賞」と思われがちですが、今でも毎年のように進化を続けています。2024年にはSustainable Lotusが追加され、多様な課題を持つAPACから持続可能な社会をつくるアイデアが集まりました。そして2025年には、新部門としてCreative Strategy Lotusが追加されます。

これは昨今のキャンペーンが、人の行動変革を促し、その人々の行動によってビジネスの成長や社会課題の解決をもたらす、という形になってきており、そのためには「クリエイティブな戦略」の立案がより重要になったこと。アイデアやクラフトと同じくらい戦略の良さを称えるべき、ということから設立されるものです。データの使い方やインサイトを称えるサブカテゴリーや、ブランドのレジリエンスを称えるサブカテゴリーもあり、きっと面白い部門になると思います。

ADFESTの良さのひとつは、他に比べて、日本の事例が受賞しやすいことです。後ほど述べますが、ADFESTは「現地に行く」意味がとてもあるため、ぜひストラテジストの方は応募しつつ現地参加もしてほしいと思います。

 

新しくなったEntertainment Lotus

2025年はEntertainment Lotusのサブカテゴリーもいくつか新しくなります。世界でも増えてきたGamingやSportsの領域がここに追加されます。日本はゲームやスポーツへの親和性が強い国だと思いますが、他の国に比べると、とくにGamingはまだコミュニティ作りやエンゲージメント強化の場として使われる機会が多くないと感じており、ぜひパワフルな良い事例を応募してもらえたらと願っています。

 

ラーニングセンターとしてのADFEST

ADFESTは非営利団体が運営していますが、そのポリシーは「ラーニングセンター」になることです。業界の人々が学び、つながる場所。開催中のランチは無料で、みんなで大きなテーブルを囲むので、様々な国の人たちと話しやすい。夜も無料パーティがあり、そこには審査員やセミナースピーカーもいますので、気軽に話しかけやすい。日本からの若手が参加するには実は最高なアワードともいえます。グローバルなクリエイティブに興味がある方は、ぜひ、ADFESTから参加してみてほしいと思います。

第10回
ADFEST 2025

ADFESTは、1998年にスタートしたAPACを代表する国際アワードのひとつです。Spikes AsiaやMAD STARS、ONE Asia Awardsなど、APAC地域には総合広告賞がいくつかありますが、ここではADFESTの「良いところ」についてお伝えします。

新部門 Creative Strategy Lotus

ADFESTは、他に比べると派手さがないので「少し古い広告賞」と思われがちですが、今でも毎年のように進化を続けています。2024年にはSustainable Lotusが追加され、多様な課題を持つAPACから持続可能な社会をつくるアイデアが集まりました。そして2025年には、新部門としてCreative Strategy Lotusが追加されます。

これは昨今のキャンペーンが、人の行動変革を促し、その人々の行動によってビジネスの成長や社会課題の解決をもたらす、という形になってきており、そのためには「クリエイティブな戦略」の立案がより重要になったこと。アイデアやクラフトと同じくらい戦略の良さを称えるべき、ということから設立されるものです。データの使い方やインサイトを称えるサブカテゴリーや、ブランドのレジリエンスを称えるサブカテゴリーもあり、きっと面白い部門になると思います。

ADFESTの良さのひとつは、他に比べて、日本の事例が受賞しやすいことです。後ほど述べますが、ADFESTは「現地に行く」意味がとてもあるため、ぜひストラテジストの方は応募しつつ現地参加もしてほしいと思います。

 

新しくなったEntertainment Lotus

2025年はEntertainment Lotusのサブカテゴリーもいくつか新しくなります。世界でも増えてきたGamingやSportsの領域がここに追加されます。日本はゲームやスポーツへの親和性が強い国だと思いますが、他の国に比べると、とくにGamingはまだコミュニティ作りやエンゲージメント強化の場として使われる機会が多くないと感じており、ぜひパワフルな良い事例を応募してもらえたらと願っています。

 

ラーニングセンターとしてのADFEST

ADFESTは非営利団体が運営していますが、そのポリシーは「ラーニングセンター」になることです。業界の人々が学び、つながる場所。開催中のランチは無料で、みんなで大きなテーブルを囲むので、様々な国の人たちと話しやすい。夜も無料パーティがあり、そこには審査員やセミナースピーカーもいますので、気軽に話しかけやすい。日本からの若手が参加するには実は最高なアワードともいえます。グローバルなクリエイティブに興味がある方は、ぜひ、ADFESTから参加してみてほしいと思います。