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佐藤 格

佐藤 格

博報堂ZETA
Vice President & Executive Strategic Planning Director 

マーケティングプラニングディレクターとして国内外の自動車・飲料・金融等の幅広い領域のクライアントのマーケティング戦略立案を行う。

2016年からは上海をベースに中華圏におけるクライアントのマーケティング戦略支援、インバウンド/アウトバウンド推進、ナレッジ開発等に従事。​ 2022年より台湾をベースに現職。

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長らく続いたコロナ対策規制の解除を受け、昨年末からは徐々に観光客も増えている。この春からはマスクを外して出歩く人々の姿も徐々に見かけるようになった。

街中で出会うクリエイティブ:
台湾の屋外広告のいま


台湾における屋外広告の存在感

長らく続いたコロナ対策規制の解除を受け、昨年末からは徐々に観光客も増えている。この春からはマスクを外して出歩く人々の姿も徐々に見かけるようになった。そんな本来の活気を取り戻しつつある台湾の屋外広告を紹介したい。

台湾の政治・経済の中心地である台北市は東京23区の半分以下の面積の比較的コンパクトな都市である。そんな台北市の街中で存在感を放つのが屋外広告だ。碁盤の目のように規則正しく道路が整備され、一部のエリアを除けば高層建築がそれほど多くないため、街中を走るタクシーやバスのラッピング広告や建物壁面のディスプレイ広告は遠方からでも視認性が高い。

近年話題となった屋外広告

そんな台湾の屋外広告の中でも、近年話題となったものを2つ紹介したい。

一つ目は、台湾最大規模の夜市がある士林区の屋外3Dサイネージだ。3Dサイネージというと日本でもクロス新宿ビジョンの「新宿東口の猫」が話題になったが、ここ台湾では愛くるしい「トラ」の子供が無邪気に遊ぶ映像が流れている。このサイネージの特徴はなんといってもその立地にある。この周辺一帯は狭い路地が入り組み、伝統的な建物や屋台が軒を連ねるエリアとなっている。サイネージはそのような路地の角にある商店の2階部分に位置しており、周辺の伝統的な街並みと最新技術のコントラストが不思議な情景を作り出している。また、3D映像の中には夜市名物が出てくるなどのご当地要素を取り入れた演出もあり、この看板は早くも「萌虎」と呼ばれて夜市の新たな名所となっている。

二つ目は、「台北101」の超巨大壁面LED広告だ。「台北101」は地上101階、世界でも有数の高さを誇る高層建築であり、年越しの際にはビルから無数の花火を打ち上げたりするなど台湾を代表するランドマークとなっている。人気ゲーム「ポケットモンスター」が新作の発売イベントに合わせて、この壁面に巨大なLED ディスプレイのカーテンを設置し、ポケモンのオリジナル映像を流した。台北市の街中の至る所から目撃されたイベントは、瞬く間にSNSで拡散されて話題となった。

テクノロジー×コンテクストによる価値化

上記の事例は、単に最新テクノロジーを活用したというだけではなく、接触するタイミングやその場所が持つ意味といった「体験のコンテクスト」を巧みに設計したことが話題化につながったのではないだろうか。

台灣電報ニュース記事
https://enn.tw/?p=343879

電脳DIYニュース記事
https://www.computerdiy.com.tw/pokemon-taipei101/

街中で出会うクリエイティブ:
台湾の屋外広告のいま


台湾における屋外広告の存在感

長らく続いたコロナ対策規制の解除を受け、昨年末からは徐々に観光客も増えている。この春からはマスクを外して出歩く人々の姿も徐々に見かけるようになった。そんな本来の活気を取り戻しつつある台湾の屋外広告を紹介したい。

台湾の政治・経済の中心地である台北市は東京23区の半分以下の面積の比較的コンパクトな都市である。そんな台北市の街中で存在感を放つのが屋外広告だ。碁盤の目のように規則正しく道路が整備され、一部のエリアを除けば高層建築がそれほど多くないため、街中を走るタクシーやバスのラッピング広告や建物壁面のディスプレイ広告は遠方からでも視認性が高い。

近年話題となった屋外広告

そんな台湾の屋外広告の中でも、近年話題となったものを2つ紹介したい。

一つ目は、台湾最大規模の夜市がある士林区の屋外3Dサイネージだ。3Dサイネージというと日本でもクロス新宿ビジョンの「新宿東口の猫」が話題になったが、ここ台湾では愛くるしい「トラ」の子供が無邪気に遊ぶ映像が流れている。このサイネージの特徴はなんといってもその立地にある。この周辺一帯は狭い路地が入り組み、伝統的な建物や屋台が軒を連ねるエリアとなっている。サイネージはそのような路地の角にある商店の2階部分に位置しており、周辺の伝統的な街並みと最新技術のコントラストが不思議な情景を作り出している。また、3D映像の中には夜市名物が出てくるなどのご当地要素を取り入れた演出もあり、この看板は早くも「萌虎」と呼ばれて夜市の新たな名所となっている。

二つ目は、「台北101」の超巨大壁面LED広告だ。「台北101」は地上101階、世界でも有数の高さを誇る高層建築であり、年越しの際にはビルから無数の花火を打ち上げたりするなど台湾を代表するランドマークとなっている。人気ゲーム「ポケットモンスター」が新作の発売イベントに合わせて、この壁面に巨大なLED ディスプレイのカーテンを設置し、ポケモンのオリジナル映像を流した。台北市の街中の至る所から目撃されたイベントは、瞬く間にSNSで拡散されて話題となった。

テクノロジー×コンテクストによる価値化

上記の事例は、単に最新テクノロジーを活用したというだけではなく、接触するタイミングやその場所が持つ意味といった「体験のコンテクスト」を巧みに設計したことが話題化につながったのではないだろうか。

台灣電報ニュース記事
https://enn.tw/?p=343879

電脳DIYニュース記事
https://www.computerdiy.com.tw/pokemon-taipei101/