広告会社は今、
何に投資しているのか

2024年度から新シリーズとして「広告会社は今、何に投資しているのか」を連載します。 広告業界は、次世代の広告ビジネスを開発すべく、さまざまな試行錯誤を行っています。本企画では、広告会社各社から発信されるニュースリリースの中から、毎回注目のアプローチを広告会社の「先行投資」として紹介するシリーズ企画です。

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

広告会社は今、
何に投資しているのか

2024年度から新シリーズとして「広告会社は今、何に投資しているのか」を連載します。 広告業界は、次世代の広告ビジネスを開発すべく、さまざまな試行錯誤を行っています。本企画では、広告会社各社から発信されるニュースリリースの中から、毎回注目のアプローチを広告会社の「先行投資」として紹介するシリーズ企画です。

広告会社は今、
何に投資しているのか

2024年度から新シリーズとして「広告会社は今、何に投資しているのか」を連載します。 広告業界は、次世代の広告ビジネスを開発すべく、さまざまな試行錯誤を行っています。本企画では、広告会社各社から発信されるニュースリリースの中から、毎回注目のアプローチを広告会社の「先行投資」として紹介するシリーズ企画です。

広告会社は今、
何に投資しているのか

佐川 史彦

佐川 史彦

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

エクスペリエンス・クリエイティブ本部
クリエイティブディレクター/シニアCXデザイナー


早稲田大学院理工学研究科修了。クリエイティブ、デジタルビジネス、マーケティングの部署を経て、現在に至る。2017年頃より、従来型のマーケティング手法に限界を感じ、新しい手法を模索し実践。2024年、これまで実践したものを荒川氏とブラッシュアップし、体系化。第一弾メソッドとして共に「界隈マーケティング」を発表し、新市場開拓支援プロジェクトを多数リード。現在は荒川氏と「クリエイティブとコンサルティングの融合チーム」を率い、戦略・企画立案、実行支援をしながら次の新しいメソッドを開発中。カンヌ、アドフェスト、ACC、JAA等、国内外アワードを多数受賞。

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2024年7月30日、ADKマーケティング・ソリューションズはクリエイティブとコンサルティングの両視点を融合させた新しいメソッド「界隈マーケティング」を発表しました。

第10回 クリエイティブとコンサルティングの融合にる新メソッド「界隈マーケティング」への投資

2024年7月30日、ADKマーケティング・ソリューションズはクリエイティブとコンサルティングの両視点を融合させた新しいメソッド「界隈マーケティング」を発表しました。「界隈マーケティング」は、ADKマーケティング・ソリューションズの戦略メソッド「Brand Boost Method」の1つであり、企業・ブランドのマーケティング支援を担うメソッドです。

「界隈マーケティング」は、2018年にその原型が生まれました。『とある界隈』で実践した結果、その界隈でのマストアイテムブランドになり、界隈のチャネルが1年で7倍になり、6年後の今では60倍に拡大という成果を上げています。この手法をメソッド化したものが「界隈マーケティング」です。

従来のマーケティング手法だけでは難しい時代に

近年、人々の趣味嗜好の多様化は加速し、特定の「好き!」を深く掘り下げる消費行動が増えています。そのため「マスマーケティング」は多様化に対応しづらく、テレビ離れ傾向がより進むことが予測されます。また「インフルエンサーマーケティング」は商業的な側面を問われ、消費者からの信頼を損なってしまうケースも見られます。「ファンマーケティング」も成功例はありつつ、深い関与を求められることから「そこまでしてつながる意味を見いだせない」人が離脱してしまっているブランドが多いのではないでしょうか。これらのことから、従来のマーケティング手法だけでは消費者に対する的確なアプローチが難しくなってきている状況にあるといえます。


従来発想を転換したメソッド「界隈マーケティング」

こうした中、我々は「界隈」の消費行動に着目することで、「ブランド=主役」という従来発想ではなく、「主役は界隈。その界隈を盛り上げるために尽力するブランドを好きになってもらう。」という独自のアプローチに至ります。現在支援しているブランドでは、「界隈」の深刻な問題に取り組むことでブランドに対するエンゲージメントが高まり、界隈コア層の売上増、ロイヤルユーザーの伸長を実現しています(図参照)。

「クリエイティブ×コンサルティング」でさらなるマーケティングメソッドを

ファンを生み出し、ファンとの絆を深め、 ファンと共に新たな価値を生む力はADKグループがもともと持っていたDNAです。界隈マーケティングは、このDNAを「クリエイティブ×コンサルティング」によって進化させたマーケティングメソッドであり、ブランドの持続的成長の力強い推進力となります。これからも、「クリエイティブ×コンサルティング」による新たなメソッドを次々と生み出し、企業やブランドのマーケティング支援を行ってまいります。


--共著--

荒川 兼六

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

エクスペリエンス・デザイン本部 BXデザイン局 alphabox グループx
シニアCXディレクター


武蔵野美術大学を経て、2009年に早稲田大学を卒業。事業会社やデジタルエージェンシーで、サービスデザインやコミュニケーションデザインのプロジェクトに参画後、2021年にADKマーケティング・ソリューションズ入社。入社後は、既存の領域にとどまらず、垣根を越えたフルファネルの体験づくりに注力。2023年のADFESTで新しい顧客体験デザインについて佐川氏とセッションスピーカーを担当することをきっかけに、新たなマーケティング手法を議論。2024年、共に新メソッド「界隈マーケティング」を確立し、新市場開拓支援プロジェクトを多数リード。

第10回 クリエイティブとコンサルティングの融合にる新メソッド「界隈マーケティング」への投資

2024年7月30日、ADKマーケティング・ソリューションズはクリエイティブとコンサルティングの両視点を融合させた新しいメソッド「界隈マーケティング」を発表しました。「界隈マーケティング」は、ADKマーケティング・ソリューションズの戦略メソッド「Brand Boost Method」の1つであり、企業・ブランドのマーケティング支援を担うメソッドです。

「界隈マーケティング」は、2018年にその原型が生まれました。『とある界隈』で実践した結果、その界隈でのマストアイテムブランドになり、界隈のチャネルが1年で7倍になり、6年後の今では60倍に拡大という成果を上げています。この手法をメソッド化したものが「界隈マーケティング」です。

従来のマーケティング手法だけでは難しい時代に

近年、人々の趣味嗜好の多様化は加速し、特定の「好き!」を深く掘り下げる消費行動が増えています。そのため「マスマーケティング」は多様化に対応しづらく、テレビ離れ傾向がより進むことが予測されます。また「インフルエンサーマーケティング」は商業的な側面を問われ、消費者からの信頼を損なってしまうケースも見られます。「ファンマーケティング」も成功例はありつつ、深い関与を求められることから「そこまでしてつながる意味を見いだせない」人が離脱してしまっているブランドが多いのではないでしょうか。これらのことから、従来のマーケティング手法だけでは消費者に対する的確なアプローチが難しくなってきている状況にあるといえます。


従来発想を転換したメソッド「界隈マーケティング」

こうした中、我々は「界隈」の消費行動に着目することで、「ブランド=主役」という従来発想ではなく、「主役は界隈。その界隈を盛り上げるために尽力するブランドを好きになってもらう。」という独自のアプローチに至ります。現在支援しているブランドでは、「界隈」の深刻な問題に取り組むことでブランドに対するエンゲージメントが高まり、界隈コア層の売上増、ロイヤルユーザーの伸長を実現しています(図参照)。

「クリエイティブ×コンサルティング」でさらなるマーケティングメソッドを

ファンを生み出し、ファンとの絆を深め、 ファンと共に新たな価値を生む力はADKグループがもともと持っていたDNAです。界隈マーケティングは、このDNAを「クリエイティブ×コンサルティング」によって進化させたマーケティングメソッドであり、ブランドの持続的成長の力強い推進力となります。これからも、「クリエイティブ×コンサルティング」による新たなメソッドを次々と生み出し、企業やブランドのマーケティング支援を行ってまいります。


--共著--

荒川 兼六

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

エクスペリエンス・デザイン本部 BXデザイン局 alphabox グループx
シニアCXディレクター


武蔵野美術大学を経て、2009年に早稲田大学を卒業。事業会社やデジタルエージェンシーで、サービスデザインやコミュニケーションデザインのプロジェクトに参画後、2021年にADKマーケティング・ソリューションズ入社。入社後は、既存の領域にとどまらず、垣根を越えたフルファネルの体験づくりに注力。2023年のADFESTで新しい顧客体験デザインについて佐川氏とセッションスピーカーを担当することをきっかけに、新たなマーケティング手法を議論。2024年、共に新メソッド「界隈マーケティング」を確立し、新市場開拓支援プロジェクトを多数リード。