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広告業界や広告、コミュニケーションについてJAAA 会員社の若手はどう感じているのか?
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矢冨 百夏

矢冨 百夏

株式会社 スコープ
株式会社 スコープ

コンテンツクリエイティブ事業本部
リテールデザインDPT

矢冨 百夏

過去のFresh EYEコンテンツは下記から読むことができます。
2023年4月からはこちら過去のFresh EYEへ

「好きなことで、生きていく」2014年、YouTubeのキャンペーンでリリースされたこの言葉は、 この時代の仕事観として、多くの人の心を掴んだコピーでした。

「好き」で広告業界を生きていく


「好きなことで、生きていく」
2014年、YouTubeのキャンペーンでリリースされたこの言葉は、
この時代の仕事観として、多くの人の心を掴んだコピーでした。

  

たくさんの共感を呼び、現代を生きる人を夢中にさせた反面、
この言葉にモヤッとした人々も多く、「好きなことを仕事にするのはやめた方がいい」という意見がSNS中心に広がりました。好きなことを仕事にすれば、好きなものが嫌いになってしまうから危険という考えで、甘い誘惑にひっかかるな!といった注意喚起のスローガンとして捉えるのが今は主流でしょうか。

  

私は、広告業界のクリエイティブ職として、過ごす時間の中で好きな瞬間があります。
それは頭で考える間も無く、「いいね〜」と納得してしまうクリエイティブが現れた時です。

 

効果的な広告を打ち出すために、リサーチをし、世の中を観察し、クライアントをよく理解した上で着実な組み立てを行い、「こんな広告にしましょう!」と説得力を込めた提案が必要です。
このように説得力のある提案を組み立てていくことも面白いのですが、直感で「いいね〜」と思ってしまうような、しかもみんなが顔を合わせて「いいね〜」と言ってしまう納得感が生まれる瞬間は、とっておきです。
自分がそのクリエイティブの制作者であれば万々歳ですが、そうでない時も「やられた!」と思う反面、「ムフフ」と心の内では笑顔です。

 

広告の仕事をする上で私が一番好きな瞬間を、これから広告業界で生きていく上で大事な物だと仮定して過ごしてみようと思います。

 

多くの人が直感的に納得してしまうクリエイティブを、なるべく意図的に、ほぼ毎回のように作れることが腕のいい広告業界のクリエイターであり、広告業界で生きていく上で必要な能力です。
直感で納得してしまうクリエイティブが現れたときが好きだ、という気持ちに直向きであることが、広告クリエイターとして腕を上げるための自分専用の指針、マニュアルになるのではと考えます。

 

広告業界で生きていく力をつけるための決まった方法はありませんし、もしそんなマニュアルがあったとしても、自分にとって再現性があるとは限りません。価値観も考え方も、日々変化しているのを肌で感じている現代、なかなか変わらないものは自分の中にある好きという感情なのではと思い、この感覚を大事にすべきでは?と意識するようになりました。

  

「好きなことで、生きていく」の「好きなこと」って、このくらいのことでいいんじゃないでしょうか。例えば、仕事後の打ち上げを想像しているときのような、心の中で「ムフフ」となるような、素直で些細な好きな気持ちです。

 

広告をつくる仕事は、人の心を動かす仕事、と言い換えることもあります。
まずどんな時に自分の心が動くのか、自分の心の好きというレーダーを使えば、広告業界で生きていくセンスが磨けるのではと今は考えています。
そのため、しばらくは「好き」を頼りに広告業界で生きてみたいと思います。

「好き」で広告業界を生きていく


「好きなことで、生きていく」
2014年、YouTubeのキャンペーンでリリースされたこの言葉は、
この時代の仕事観として、多くの人の心を掴んだコピーでした。

  

たくさんの共感を呼び、現代を生きる人を夢中にさせた反面、
この言葉にモヤッとした人々も多く、「好きなことを仕事にするのはやめた方がいい」という意見がSNS中心に広がりました。好きなことを仕事にすれば、好きなものが嫌いになってしまうから危険という考えで、甘い誘惑にひっかかるな!といった注意喚起のスローガンとして捉えるのが今は主流でしょうか。

  

私は、広告業界のクリエイティブ職として、過ごす時間の中で好きな瞬間があります。
それは頭で考える間も無く、「いいね〜」と納得してしまうクリエイティブが現れた時です。

 

効果的な広告を打ち出すために、リサーチをし、世の中を観察し、クライアントをよく理解した上で着実な組み立てを行い、「こんな広告にしましょう!」と説得力を込めた提案が必要です。
このように説得力のある提案を組み立てていくことも面白いのですが、直感で「いいね〜」と思ってしまうような、しかもみんなが顔を合わせて「いいね〜」と言ってしまう納得感が生まれる瞬間は、とっておきです。
自分がそのクリエイティブの制作者であれば万々歳ですが、そうでない時も「やられた!」と思う反面、「ムフフ」と心の内では笑顔です。

 

広告の仕事をする上で私が一番好きな瞬間を、これから広告業界で生きていく上で大事な物だと仮定して過ごしてみようと思います。

 

多くの人が直感的に納得してしまうクリエイティブを、なるべく意図的に、ほぼ毎回のように作れることが腕のいい広告業界のクリエイターであり、広告業界で生きていく上で必要な能力です。
直感で納得してしまうクリエイティブが現れたときが好きだ、という気持ちに直向きであることが、広告クリエイターとして腕を上げるための自分専用の指針、マニュアルになるのではと考えます。

 

広告業界で生きていく力をつけるための決まった方法はありませんし、もしそんなマニュアルがあったとしても、自分にとって再現性があるとは限りません。価値観も考え方も、日々変化しているのを肌で感じている現代、なかなか変わらないものは自分の中にある好きという感情なのではと思い、この感覚を大事にすべきでは?と意識するようになりました。

  

「好きなことで、生きていく」の「好きなこと」って、このくらいのことでいいんじゃないでしょうか。例えば、仕事後の打ち上げを想像しているときのような、心の中で「ムフフ」となるような、素直で些細な好きな気持ちです。

 

広告をつくる仕事は、人の心を動かす仕事、と言い換えることもあります。
まずどんな時に自分の心が動くのか、自分の心の好きというレーダーを使えば、広告業界で生きていくセンスが磨けるのではと今は考えています。
そのため、しばらくは「好き」を頼りに広告業界で生きてみたいと思います。