前回の記事「インターネット広告の存在感と生活者視点での課題」では、ブランドセーフティの観点から、生活者視点での広告の課題について論じました。今回はより広く、そもそも生活者が「広告」を受け入れ、見てくれるかどうかという視点で考えてみたいと思います。
JAAA REPORTSでは、日本広告業協会(Japan Advertising Agencies Association)からの情報を発信しています。広告ビジネスに関する最新動向やトピックス、協会の多岐にわたる事業活動などをお届けします。

2025年6月発表の総務省情報通信政策研究所の最新調査によると、この1年間でさらに60代のネットの平均利用時間が伸びています。60代の平日のネット平均利用時間は前年より17.6分増加、直近2年間で28分以上の増加が見られます。

これまでの連載では、いかにしてAIを組織に浸透させ、その力を最大限に引き出すかという、いわば「光」の側面を論じてきた。だが、物事には必ず光と影がある。本稿では、これまでの論調とは一線を画し、AIの「影」の側面に焦点を当てよう。












